・寝る3時間前までに夕食を済ませる
睡眠の質に限らず、逆流性食道炎のリスクという観点からも、満腹の状態で寝ることは避けたい。
・部屋の照明は徐々に暗くする
明るい状態から一気に照明を落として寝るのではなく、徐々に暗くすることで心を落ち着かせる。またスマートフォンやPCのディスプレイから発せられるブルーライトも睡眠の妨げになるといわれている。
・布団に入るのは入浴の2時間後
入浴後2時間ほどで、上がっていた体温は平常値に戻ってくる。体温の低下につれて眠気もくるといわれているため、そこに合わせて布団に入るのがベストなタイミング。夏場はシャワーで済ませがちだけれど、ぬるめでもよいので浴槽にお湯を張って浸かり、体温を上げることがおすすめ。
・激しい運動は控える
激しい筋トレやランニングなどの汗をかくような運動は控え、軽いヨガやストレッチを行うことで体のリズムが整い安眠にもつながる。
・寝酒はNG
アルコールは質の悪い睡眠に繋がり、逆に疲れた感覚や、疲れが取れなかったりすることがある。また利尿作用により夜間にトイレへ行きたくなることも。お酒は自分の適量を知ることと、就寝の何時間前までに飲み終わる、等のルールを設定するとよい。
・寝る前のカフェイン飲料を控える
寝る前にコーヒーやカフェインが入っているお茶は避けよう。個人差はあるけれど、カフェインは体外に出るまで約8時間ほどかかるといわれているそう。夕方の4時以降のコーヒーはデカフェにするなどで、カフェインを控えるようにしよう。
・朝はしっかり太陽の光を浴びる
体内時計をリセットするために、朝日を浴びるのは大切。朝日が目に入った刺激により、眠気に関与する「メラトニン」という成分の分泌が抑えられて体が活動モードになる。そして朝日を浴びた時から逆算して約14時間後にメラトニンの分泌が増えて眠気が起こるため、朝にしっかり陽を浴びていないと夜眠くならないことにもつながる。
参照記事:寝不足の悪習慣から抜け出すためのセルフケア
「睡眠の質を上げる行動のきっかけに繋げるためには、まずは自分の睡眠状態を知ることや生活習慣を見直すことも大切です。無料のアプリやスマートウォッチなどで、手軽に自分の睡眠状態を知ることができるので、始めてみてはいかがでしょうか」