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自分自身を“セクシー気分”にさせる「15の方法」
自分をムラムラさせるのは意外と簡単。
「私たちの性欲は、日常生活や体の状況次第で一変します」と話すのは、『Reclaiming Desire: 4 Keys to Finding Your Lost Libido』の共著者で臨床心理学者のマリアンヌ・ブランドン博士。仕事のストレス、病気、薬など、性欲を減退させる要因は多くある。でもいまは気分が乗らないからという理由で、ホットな時間を諦める必要はない。
性欲にもアップダウンはあるけれど、ちょっとめいっているときに性欲を自分で高める術はある。「思考とはパワフルなものですよ。思考ひとつで“その気”になったり、ならなかったりしますからね」とブランドン博士。
今回はアメリカ版ウィメンズヘルスより、セクシーな気分を取り戻したいアナタのために、セックスエキスパートが自分で自分の性欲に火をつけるコツを教えてくれた。
1.自分の体とつながる
自分を“その気”にさせるには、まず自分の体に力を与えて。
「自分の体に自信がない状態で喜びを感じるのは難しいでしょう。体を動かし、深呼吸をして、外で時間を過ごしていれば、体とのつながりを感じられます。パワフルな体や一定の見た目を目指す必要はありません。大事なのは内面の感覚です」とブランドン博士はいう。
2.雰囲気づくりをする
「居心地の良い官能的な空間を家の中に作りましょう。落ち着けるだけでなく、体のことも意識した空間です」とブランドン博士。照明を暗くして、ふわふわの枕とブランケットを置き、アダルトな映画を観たあとのような気分になれる音楽を。
セックス用の部屋というより、色っぽい白昼夢を見させてくれる魅惑のオアシスをイメージしよう。
3.お風呂に入る
ブランドン博士が言うように、自分の体と1つになったら性欲に火をつけて。最初のうちは官能的に思えなくても、お風呂に入れば“その気”になれることもある。ラベンダーのキャンドルをともし、抱き締められているような感覚に包まれる。肌にお湯をかけながら、体をリラックスさせてあげよう。肌への刺激でホットな気分になってくるはず。
4.気分じゃなくてもマスタベーションをする
ムラムラしていなくても大丈夫。「その状態でもマスタベーションはできますよ。マスタベーションは自分の体に神経を集中し、セクシーな感覚を取り戻すのに役立ちます」とブランドン博士。意外かもしれないけれど、オーガズムに達してから興奮してくることもある。睡眠の質が高くなったり、ストレスが減ったりという健康上のメリットに加えて、マスタベーションには性欲を回復させる力もあるそう。
5.ヨガをしてみる
性欲が足りないときは、流れに身を任せてみよう。ブランドン博士の話では、ヨガや瞑想をすると自分の性的願望が感じ取れるようになり、結果的にセックスの質が向上するという。
このつながりに関しては、いまのところ米国立バイオテクノロジー情報センターが小規模の研究結果を発表しているだけ。でも、ヨガで大事なのは動作と呼吸に集中すること。
6.セクシーな動画を集める
私たちの中には視覚で学習する人もいる。アダルトビデオでイヤな気分になるのなら、クリエイティブに。ハリー・スタイルズの『Lights Up』みたいな乱交パーティー系ミュージックビデオを観たり、SNSをスクロールしたり、女性監督のアダルトビデオを観たりすれば、脚の間が温かくなってくるかも。
7.刺激的な本を読む
『Fifty Shades』や『After』といった官能作品には熱狂的なファンがいる。そのワケが知りたい人は、ブランドン博士が言うように官能的な世界を物色してみて。罪悪感を抱かずにブラウズすれば、面白そうな作品に偶然出会えるかもしれない。セクシーな素材を流し読みするだけでも心臓の鼓動が速くなり、想像が膨らんでくる。
8.自分の体を触り尽くす
いつもなら感じる部位を触ってもムラムラしない......。セックスコーチで『Ignite your Pleasure』設立者のエイミー・レヴァインによれば、それ以外の部位を触ってみると意外な発見があるという。
「例えば、大陰唇の両側を押すと、驚くほど力が抜けます」。ベッドに入ったら、鎖骨に沿って指を滑らせ、そのまま乳首を軽くつまんで。自分の手で自分を触っているうちにポイントが分かってきて、パートナーに伝授したくなるかもしれない。
9.To-Doリストのことを忘れる
妄想が膨らんできたところで、洗濯物が山積みになっていることを思い出す。あなたにも似たような経験が?
「日常生活は私たちを思考の世界に引きずり込みます。思考の世界で16時間も過ごしたあとに、突然体とつながることはできません」とブランドン博士。電気を消したら、官能的なことを“終えてから”やるべきことを紙に書く。そのリストを脇へ押しやり、セクシーな気分に浸ることに集中しよう。レヴァインによると、これで頭の中にも喜びを感じる余裕が生まれる。
10.官能的な食べ方をする
音を立てて牡蠣を食べるとゾクゾクするなら、思う存分音を立てて。「大事なのは食べ物よりも食べ方です。手で食べたり、指に付いたチョコレートソースを舐めたりしてみましょう」とブランドン博士。舌を動かし、その瞬間を存分に味わって。
11.自分のために踊る
寝室のドアにカギをかけたら、セクシーかつパワフルな音楽に乗せて腰を回そう。空っぽの部屋で踊るなんて、最初のうちは気まずいかもしれないけれど、そのまま続けて。「お尻や骨盤を官能的に動かすと、そんな自分がいとしく思えてきます」とブランドン博士。人目を気にすることはない。この瞬間は完全にあなただけのもの。
12.下着をつけてから脱ぐ
ブランドン博士によると、ダンスに加えてストリップショーもおすすめ。セクシーな下着を鏡の前で脱ぐのは、ショーのスターみたいな気分。美しい自分の姿を余すところなく楽しみながら、自分の体の好きなところを考えて。
13.過去のセクシーな体験を思い出す
あなたにも忘れられないセックスが1つくらいあるでしょう? 「そのときのことを思い出せば体に火が付き、その気になれるかもしれません」とブランドン博士。回想は性欲に間違いなく火を付ける。
14.これからしたいセクシーなことを想像する
実際に試してみたい体位やプレイを想像すれば、セックスが強烈に恋しくなる。現実になる予定はなくても、妄想がくれるセクシーなエネルギーで体を内側からゾクゾクさせよう。ブランドン博士が言うように「パートナーとつながるためのセクシーなエネルギーを取り戻す」ことが大切。
15.継続する
「快感を得ることを後回しにしていると、いつの間にか得られなくなってしまいます」とブランドン博士。大丈夫、これは誰にでも起こること。お気に入りの官能小説を読み、マスタベーションの頻度を増やそう。
その目的はオーガズムを得るだけでなく、自分自身の性的願望と深くつながることにある。自分の意志で自分を“その気”にさせられるのは、立派な才能の1つ。
※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: Alyssa Girdwain Translation: Ai Igamoto
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