長時間にわたるデスクワークや、ついつい見入ってしまうスマホで猫背や肩こりに悩まされている人も多いのでは? それ実は、骨盤の歪みが原因かも。自宅で簡単にできるバレエフィットネスで骨盤を正しい位置に戻せば、自然と姿勢美人に。“美尻王子”こと竹田純さんがそのメソッドをわかりやすく動画で解説。
バレエフィットネスが姿勢改善に役立つ理由は?
「バレエフィットネスでは、足裏の筋肉を使います。足裏は私たちが立っているときに体を支える重要な部分。きちんと使えていないと、体の重心も、それに連なる骨盤や背骨もずれが生じて美しい姿勢を保てません。足裏をしっかり使って、骨盤をまっすぐ立てる動きを行うことで、歪みを改善していきましょう」(竹田さん)
1.
仰向けになり、両手は骨盤に置く。両足首を立てたら、膝を曲げ、足をお尻の方向へ引き寄せる。このとき両膝とかかとはくっつけたまま、膝の曲げ伸ばしをゆっくり8回行う。できる人は肘を床から浮かせる。スピードを上げて、さらに8回。
膝を曲げるときは、お腹の力を使って脚を引き寄せる。
2.
1の動作を左右片脚ずつ4回行う。
脚をしっかり伸ばしきることでしなやかな筋肉に!
3.
脚を曲げた状態で、両膝を10回開閉する。お腹の力は抜かず、内転筋と腹部の深層筋を意識して。
4.
脚の付け根、膝、脚を外側に回旋させながら、両膝の曲げ伸ばしを8回行う。同様の動作を左右片脚ずつ4回、曲げたり伸ばしたりする。両足に戻り、スピードアップ。
骨盤が傾かないよう、水平に保つように意識する。
5.
両膝を外方向に回した状態で曲げたら、脚を床から45度のところまで上げてキープ。
お腹をへこませるように力を入れると、インナーマッスルに効く。
6.
脚を伸ばして床から浮かせる。このとき両脚の太ももの内側がくっつくように、脚はピンと伸ばす。このままの姿勢でキープ。
姿勢が整えば、下腹の筋肉や背筋も日常生活で自然と使えるようになるそう。激しい運動をせずとも美ボディを手に入れるメソッド、ぜひ試してみては?
17歳でバレエを始め、古典からクラシック、コンテンポラリーなど、各種バレエ公演に出演。20歳で単身フランスに渡り、フランス国立バレエ学校で学ぶ。フランス・ビアリッツ国際コンクールに出場し、銅メダルを獲得。数々のバレエ団に所属し、舞台に出演。『バレエフィットネス』を考案し、指導者育成としても活動。テレビをはじめとしたメディアでも、注目を浴びている。著書『バーオソル・ダイエット-バレエダンサーのしなやかな身体の秘密-』(講談社)は日本のほか、アジア各国でも発売されている。 インスタグラム: @juntakeda.bf Ballet Fitness. ウェブサイト:ballet.fitness/