しかし、この論文の共著者で米ピッツバーグ大学精神医学部のマヤ・ランビアス博士によると、運動によってホットフラッシュなどの閉経症状が治まる理由はハッキリしないみたい。身体的に活発な人は眠りが深い傾向にあることを示す研究結果は多いけれど、今回の研究結果は、これが閉経期の女性にも当てはまることを示唆しているよう。
ランビアス博士の論文によると、ハードな運動は体幹温度を上昇させて、ホットフラッシュなどの閉経症状を誘発することがあるという。睡眠の質を改善するには、自宅でもアクティブに過ごすだけで十分かも。
それでも眠れないときは、科学的に実証された運動以外の対処法も試してみて。