月経カップブランド『Intimina』が市場調査会社『OnePoll』を通して2千人の女性にアンケートを行い、平均的な女性がタンポンとナプキンに費やす金額を算出した。その結果をオーストラリア版ウィメンズヘルスからご紹介。

女性が生涯に生理用品に費やすお金は、月々1,450円、生殖期間(12~52歳)全体で約70万円だという。

これなら、アンケートに参加した女性の半数以上が「生理貧乏」を経験済みと答えたのにもうなずける。

また、回答者の60%は生理用品を月々の予算に計上しており、79%は生理用品を買うために他の何かを犠牲にしたり、生理用品なしで済ませたりした苦い経験がある。そして彼女たちの大半は、学校や職場で生理用品が無料で使えるよう国が制度を整えるべきと考えている。

「今回の調査結果を見る限り、多くの女性は生理用品が高すぎると感じています」と話すのは、『Intimina』のダネラ・ザガール。

「これが経済的な問題はもちろんのこと、精神的なストレスにもなり、健康問題や自尊心の欠如につながることも考えられます」

国や地域によっては、生理用品自体が手に入らないという問題もある。

「ここまで世界が経済的に発展しても、生理用品が入手できない女性は何十万人もいます」

「だからこそ私たちは人々を教育し、学校や組織に生理用品を寄付することで、できるだけ多くの女性を助けなければなりません」

最近では半永久的に利用できる月経カップなどの選択肢も増えているから、生理用品にかけるコストやストレスを無くしたいなら、試してみてもいいかも。

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※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: Courtney Leiva Translation: Ai Igamoto

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。